バイク用語
このページではバイク用語の解説を致します。
アンダーステア
コーナーを曲がっているときに、思っているよりも外側にふくらんでしまう現象のこと。運転操作のことではなく、バイク自体の特性のことを指す。逆に、内側に切れ込んでいく現象を、オーバーステアという。
AT限定免許
05年6月1日からスタートした新しい免許「オートマチック限定免許」のこと。読んで字のごとく、多くのスクーターのような変速操作がいらないバイクだけを運転できる、という免許だ。気になる排気量区分は、650ccまで乗れる「大型」、400ccまでの「普通」、そして125ccまでの「小型限定普通」の3種類になる。AT限定の場合は、従来の「大型二輪免許」と違って排気量無制限で乗れるワケではないから注意。 もしも「スクーター以外のバイクにはまったく興味がない!」ということであれば、いっそAT限定で免許を取ってしまった方がお得といえるかもしれない。なお、AT限定二輪免許を取得してから普通自動二輪免許や大型自動二輪免許を取ろうとする場合には、取得している運転免許に応じて教習時限数も短縮されるので、マニュアル車に興味を持ってきたらステップアップしてみよう。
オーナーズクラブ
同じバイクを愛する人たちの集まり。クラブによって活動内容はさまざまだが、持っているバイクの情報交換、ミーティングなどが主となる。 入会規則が厳しいところやイベントが豊富なオーナーズクラブ、また活動がホームページ上だけの交流に限定されているものなど、同じバイクでもいろいろなオーナーズクラブが存在するので、自分に合ったクラブを見つけよう。
カウンターステア
後輪が滑ってしまったときに、あえてハンドルを滑っている方向に向けること。 たとえば左カーブを曲がっている途中、後輪が自分の右手の方(外側)に滑ったら、ハンドルも右(外側)に切る。こうすることによって、そのまま後輪だけがズルズル滑って転倒してしまうのを避けることが可能になる。 同様の意味で「逆ハンドル」あるいは「逆ハン」などと呼ばれることもある 。
クリッピングポイント
コーナリング中に、スロットルを開けて加速がきるようになる場所。 サーキットコースでは、コーナーを速く曲ろうと思ったら、進入時には外側(アウト)を走り、そこから内側(イン)に切れ込んでいき外(アウト)に抜けていくという走り方(ライン取り)が基本。この走り方はアウト・イン・アウトと呼ばれ、その走行ラインの中でカーブの内側に一番寄る地点がクリッピングポイントだ。
セルフステア
コーナーでバイクを傾けると、ハンドルは自然に曲がる方向へ切れ込んでいく。これがセルフステアリング(セルフステア)と呼ばれる現象。
ニーグリップ
下半身を固定するために、内股全体(あるいは一部)でタンクを挟み込むこと。教習所でも習うことだが、うまくバイクに乗るコツともいうべき技術で、ニーグリップをすることでバイクは安定する。また、上半身に余計な力が入らなくなるので、ハンドル操作や体重移動などもしやすくなる。
握りゴケ
急ブレーキでバランスをくずして倒れてしまうこと。たとえばコーナーにオーバースピードで突っ込んでしまい、減速が間に合わず全力でブレーキを握ってしまった場合、それが原因でタイヤがロックして転倒につながる恐れがある。また、普段から急ブレーキをかけないよう気を付けていても、突然車や歩行者が飛び出てくるなどのハプニングで、急ブレーキをかけてしまうことがある。このように正常な判断力を失した状態で、反射的に思いっきりブレーキを握ってしまうことをパニックブレーキという。握りゴケの原因のほとんどはこのパニックブレーキである。
ハングオフ
サーキットでプロライダーがコーナーを曲がるときによく見られる、お尻がシートから半分はみ出し、内側のヒザを地面に擦るようにして走行するフォームのこと。
バンク角
バイクは、直線を走っているときは車体を真っ直ぐにして走るが、カーブを曲がるときは車体を内側に寝かす(“バンク”するという)ようにして走る。このときにバイクがどのくらい地面に向かって倒れているのかを表しているのがバンク角。あまり倒れていなければ、バンク角が浅いといい、より強く倒れていれば(車体が寝ていたら)、バンク角が深いという。たとえばサーキットで、プロライダーのコーナリングを見て「バンク角が深い」というように使う。
半クラッチ
クラッチが切れているでもなく完全につながっているでもない、つながりかけの状態のこと。発進の際など要所要所で多用する技術。もし、発進のときに半クラッチを使わずに急にクラッチレバーを放したら、バイクはエンストするか、勢いよく飛び出してしまうだろう。 このように、半クラッチにはギヤを滑らかにつなぐ役割がある。半クラと略していうこともある。
ブラインドコーナー
ブラインドコーナーとは、見通しの悪いコーナー(カーブ)のことを指す。曲がった先を目視で確認することができないブラインドコーナーでは、万が一に備えて十分に減速しておくことが必要だ。
フルステア
ステア(steer)は「かじを取る・操縦する」の意味。それが“フル”とはどういうことかといえば、つまりハンドルを最大限に切った状態のこと。どのくらいハンドルを切ったらフルステアになるかは車種によって違いがあり、ヤマハのセローなどオフロード系のバイクはハンドルの切れ角が大きく、レーサーレプリカなどは小さい。「フルステアでUターン」のように使う。
フルスロットル
単純に説明すると、スロットルを全開にすること。当然スピードも出るが、燃料消費も激しい。
ライテク
ライディングテクニックの略称。よく雑誌などで見かける“ライテク講座”という言葉はライディングテクニック講座の略である。要するにバイクを操るための技術のことで、教習所で習う「ニーグリップ」などの基礎技術も立派なライテクの一つ。何ごともすべては基本から始まる。地道に少しずつ、常に向上心を持ってライテクを磨いていこう。
ライポジ
ライディングポジションの略で、乗車姿勢のこと。基本となるライディングポジションは、フットレストに足をかけて立ち上がり、自然に腰を下ろしたところが適正なお尻の位置。そして、タンクを太股ではさみ、上半身は腕とハンドルで大きな輪を作るようにして、添える程度に軽くグリップを握る。 よく腕をつっかえ棒のようにして上半身を支えている人を見かけるが、実はあの姿勢は少々危険。なぜなら緊急時に正常なハンドル操作ができないし、肩もこりやすい。下半身を固定して、腹筋と背筋で上半身を支える方がバイクを操りやすく、疲れにくいのだ。
ワインディング
winding=曲がりくねった、という意味。緩急問わずたくさんのカーブが連続する道のこと。単語の意味として坂道である必要はないが、一般的に山間部などの峠道を指すことが多い。右へ左へバイクを切り返して走ることになるため、ビギナーにはつらい道かもしれないが“バイクを操る”という醍醐味を堪能できる。 用法的には「ビーナスラインは緩やかなコーナーの続く、快速なワインディングロードである」などのように使う。
